3人目にしてようやく出会えた。親身になって並走してくれるトレーナーのようなコンサルタントさん。
- 株式会社 lysco
- 岡田 健詩 様
3人目にしてようやく出会えた。親身になって並走してくれるトレーナーのようなコンサルタントさん。
株式会社 lysco(リスコ)。2008年、岡田社長が20代の頃に創業し、北海道札幌市にて、5人の従業員とともに内装工事や電気工事を行う。店舗内の照明やイルミネーションの企画・デザインを得意とし、近年はアパレルブランドのデザインも手がける。
フューチャークリエイト担当
居ヶ内 克俊
経営は一人ではできません。共同代表、経営メンバー、コンサルタント、弁護士、社労士、税理士...。 様々なパートナーのサポートが必要になりますよね。しかし、誰でも良いわけではありません。大切なのは「相性」です。とりわけお金の相談は、信頼できる相手でなければできないもの。「相性が良いと思えない人が担当者の時は、つい相談を避けていました」。株式会社 lyscoの岡田社長はこう話します。数多くいるコンサルタントの中で、フューチャークリエイトの居ヶ内(おりか ない)は何が違っていたのか。選んでいただいた理由を伺ううちに、岡田社長が大切にしている「人とのつながり」にかける想いが垣間見えました。
元々は別の電気工事会社で働いていましたが、雇われて仕事をするよりも、自分の力でやりたいことに挑戦していきたいという思いから、独立しました。人と人をつなぐ会社にしたい。いろんな人といろんな仕事をしてみたかったんです。電気工事だけでなく、イルミネーションの仕事も請け負うようになりました。現在は、マンション、カラオケ、スーパーとあらゆる場所の内装を任せてもらっています。弊社のデザイン技術を活かして、アパレル事業もはじめました。
人柄がマッチする方だったからです。居ヶ内さんより前の担当者さんとは相性が合わず、信用金庫へ相談に行くことはあまりなかったんですよね。担当者を2回変えてもらって、ようやく出会えたのが居ヶ内さんでした。担当者のなかには、僕が「こうしたい」と相談しても、難しいと判断されたら「ダメだ」とはっきり断言する方もいます。しかし、居ヶ内さんは同じ内容でも、「岡田さんがそうしたいなら、こうする必要がありますよ」と補足的なアドバイスをくれるんです。親身になって考えてくれる人だな、と思いました。
融資の相談がメインですね。あとは社宅の相談や、事業拡大の相談とか。僕は経営者ではあるけれど、あんまり税金に関して明るくないので、数字に関しては全体的に相談をしています。僕が「ここの数字をこうしたい」などとやりたいことを言うと「じゃあこうすればどうでしょう?」と具体的な提案を返してくれます。でもあくまで助言であって、指示ではありません。
うちは小規模の会社なので、特別に経済資金が潤っているわけではありません。だからこそ余力は大事だと思ってい て、居ヶ内さんに「今のうちからできることはあるか?」と訊ねたんです。その時、企業の利益から、税金、株主配当、 役員報酬などを差し引いて「社内に備蓄されるお金」のことを記した書類の作成を勧められました。「持っておけば、今後何かあったときに、銀行とのやり取りで役立ちますよ」と。その後、言われた通り役立った。先を見越した適切 なアドバイスに助けられましたね。居ヶ内さんは石橋を叩きながら、寄り添ってくれる人だと改めて感じました。
刺激になるし、学びになります。居ヶ内さんってすごく勉強家なんですよね。それはもう、「息継ぎしているの?」って思うくらいです。すぐ側にこんなに一生懸命頑張っている人がいると、僕も「うかうかしていられない!」という 気持ちなります。
そうですね。とにかくその人のやる気を見ます。たとえいくらか資格免許を持っていても、やる気なければその人は成長できません。資格免許は会社に入ってから取ってくれればいいのです。うちは発展途上の会社。僕も経営者として成長途中。対等な立場で、一緒に成長していきたいですね。やる気がある人を見つけ出し、彼らが「やりたいこと」をやらせてあげたいんです。「売上を上げたいから人を入れる」というのは二の次ですね。やりたいことをやらせた上で、売上を生み出せる人材に育てていきたいというのが僕の考え方です。コンサルタントによってはそれじゃダメと言うだろうけど、居ヶ内さんは僕のビジョンを理解してサポートしてくれますね。経営は白黒じゃなくてグレーなことが多い。そのグレーに寄り添ってくれるコンサルタントがいいです。
マラソンでいう、伴走してくれる人、あるいはトレーナーです。ビジュアルは全然トレーナーではないんですけど(笑)。それくらいの距離感で、親身になっていろいろ話してくれますね。これからも隣で、同じスピードか、それ以上のスピードで一緒に走っていただきたいです。